2025/02/02 15:00
【作るのが好きということの自覚】
大学時代は、とにかくカバンをたくさん作りたくて、友人に声を掛けて注文をしてもらいました。決まった形のものを作ってみんなに使ってもらうのではなく、できるだけ多様な要望を聞いて少しずつでも違うものを作ることで、毎回新たに経験を積みたかったからです。世界には素晴らしい作り手がいると思うのですが、そういう人がどこにいるのかさえ分からない時代にひたすらもがくことしかできなかったのです。
【友人たちに示された何か】
そのたびに発見があり、失敗することも少なくなかったですが、作れることが本当に楽しいという経験をしました。材料費だけをもらって自分の勉強のために作っていたので、少しは安く友達に提供できていたのではないかと思います(未確認)。先日、大学時代の友人に立て続けに会う機会がありましたが、40年経った今も大切に使い続けている人が多くいて、恥ずかしいやら、うれしいやらの体験をしました。見せてもらいましたが、若いころのモノは作りも拙く、作り手としては恥ずかしい限りなのですが、友人の手の中にあったものは40年経った単なるモノではなく、「何か」なのかもしれないと思えたのです。
【MONKのカバンはみなさんの手の中で育っていくことを願っています】
これからMONKでお届けできるものは、時間が経って皆さんの手の中にどのように存在していくものなのか、すごく不安でもあるのですが、これまで同様、その時その時にベストを尽くす姿勢と、使う人の幸せを願いながら一つひとつをお届けしようと思っています。
